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​2025年度理事長所信

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一般社団法人境青年会議所

2025年度 第43代理事長

​西嶋 千恵子

 

【はじめに】

私にとって境青年会議所は、仲間と出会い地域の今と未来について議論し、共に汗を流し 互いに自己成長を遂げられる魅力的な場所です。人口減少の一途をたどる日本や地域の未 来において、この場所を継承していくために我々に必要なことは何でしょうか。 わたしは一人ひとりの違いを理解し、共感力を養い、寄り添う力だと考えます。多様な価値観やライフスタイルを持つ人が集まるからこそ、相互の違いを受け入れ、認め合い、生かしていくことが大切であり、それが組織内の発想やアイデアの活性化につながります。 変化のスピードが目まぐるしく、現状維持は衰退につながる今、常識や過去にとらわれず、 更に柔軟な発想をもって運動を展開し、これまで以上に一人ひとりが輝く個性が調和する 団体を目指していくべきだと考えます。

 

【共感を得て多様な仲間を拡大】

笑顔溢れるところに自ずと人は集まります。明るい豊かな社会の実現を目指す組織は、い つも前向きでなくてはなりません。我々が誠実にやりがいをもって明るく活動し、魅力あ ふれる団体であれば、必ず同じ志をもった仲間に出会えると信じています。メンバー一人 ひとりが主体性をもって運動を展開し、多様性あふれる会員拡大に努め、組織の活性化に つなげていきます。

 

【地域に存在価値を見出す広報戦略】

JCを知らない人にその魅力を伝え、日ごろの活動を一人でも多くの方に認知してもらうこ とは、仲間の拡大につながり、明るい豊かな社会への実現のためにも必要不可欠であると 考えます。ホームページやSNS等の各種媒体から最適なツールを選択し、例会や事業等の 報告を迅速に行い、地域社会へ我々の存在価値を示してまいります。

 

【個人の資質の向上の機会を提供】

JCは青年の魅力的な学び舎です。自ら学びを求め、行動を起こしてはじめて学びがある、 そのことをメンバーの共通認識とした上で、地域・職場・家庭により良い変化をもたらす ために、柔軟な発想で成長と学びの機会を提供し、個人の資質の向上を目指します。それ ぞれの個人の資質を向上し、社会に還元することでより良い社会を実現します。

【連携が織りなす魅力ある地域共創】

我々が活動するエリアの一つである境町は、近年、行政が行う新しい施策とさまざまな支 援策で、移住したい町に名前があがるまでとなりました。実際に、地域では国籍を問わず、 移住者が増加している現状があります。今後の持続可能なより良いまちづくりの実現のためには、地元民と移住者が互いを理解しようとする思考や行動も必要不可欠であり、その橋渡しの役目を担うことができるのが我々JC です。我々は地域の今を探知し、次代のあるべき姿を見据え、地域住民・行政・企業・諸団体と連携しながら地域共創を目指します。

【自信あふれる子供たちの育成】

現代は情報やモノやサービスが簡単に手に入り、生活が非常に便利になった一方、何事も スピードと正確性が求められ、失敗が許されない窮屈さを感じることが増えました。この 状況は子供たちにとっても共通しています。この時代を生き抜く子供たちが失敗を恐れず、 自分を肯定的に捉えるためには、最後まで諦めない前向きな姿勢を身に着けていくことが大切です。便利な時代だからこそ、子供たちには夢や目標に向かってチャレンジする機会を通して、自己肯定感を育む場を提供します。

 

【むすびに】

多くの諸先輩方も40年以上の時間をかけて、変わりゆく社会課題に真摯に向き合い、地域のリーダーとしての使命を果たし、存在意義を示してきました。この歴史を未来に紡ぎ、 地域にとって必要な存在であり続けることは我々の重要な責務です。多様性にあふれる時代だからこそ、沢山の可能性に満ちています。互いの個性と違いを積極的に認め、一人ひとりが個を活かし、主体性をもって行動していきましょう。そして限りある時間を有効に使い、地域の未来と発展に目を向け、組織を力強く牽引し、目的達成へと導くことのできるリーダーへと共に成長していきましょう。

 

【基本方針】

主体性をもって行動する組織改革

互いの個性を発揮する事業の構築

 

【事業計画】

共感を得て多様な仲間を拡大

地域に存在価値を見出す広報戦略

個人の資質を向上する機会の提供

連携が織りなす新しい地域共創事業の開催

自信あふれる子供たちの育成事業の開催

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